栃木県足利市 困窮者支援情報(7月1日報告)

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栃木県足利市 困窮者支援情報(7月1日報告)

(経緯)活動日 6月26日 30日 7月1日
およそ1か月前に移民間で支援を実施していた伊勢崎在住の日系ブラジル人より情報を得て訪問を打診しており、6月26日 初訪した。概要をヒアリングしたところ緊急の食糧支援の他、行政へのコーディネート支援の必要も感じ6月30日に単独訪問した。
当日はスリランカ人難民一名を代表して同行し、生活環境部市民課に特別定額給付金の相談、続いて健康福祉部社会福祉課生活保護担当に生活保護(生活支援、居住費)の相談をした。また、その後電話にて総務省、法務省、外務省に相談し、最終的には外務省の外核団体の難民事業部に辿り着いた。

(結論)2020年7月1日時点
難民の状況と制度について総覧しあらゆる方向性を検討した結果、まずは難民事業部に緊急支援の申請を最優先すべく、コミュニティ管理人高柳氏を通して住人全員に個別に連絡を取らせるように要請した。食料についてはリスタートコミュニティ関係者として橋本氏、また橋本氏を通じて中村氏に支援を依頼、神奈川のブラジルソルダリオ横浜、斎藤氏、伊勢崎のフードバンク、社団法人とまりぎの会 山口氏にも相談する。野菜については農協に型落ち物の購入について、精肉については中村氏が入手ルートを確保している。
同時に就労先についても3方向ほど検討に入っている。

(状況)
20人ほどの難民が2棟に分かれて居住。2階建てコンテナ造。スプリンクラーはない。所有者 株式会社共栄エステートから高柳氏が難民にサブリースしている。
家賃は23,000円から30,000円 デポジット保証金30,000円 火災保険年額9,000円 他水道光熱費実費or1万円/月

主に伊勢崎のパチンコ製造などに携わっていたがコロナで2ヶ月ほど前から失職 現在は農業などで週に1,2度働いている。家賃も食費も払えず高柳氏やコミュニティリーダーが立て替えているが限界。サブリース契約の家賃も来月から払えない。訪問した30日には水道、電気も止まってしまう状況で内藤から10,000円ほど寄付をした。

(支援対象者状況)
ほぼ全員が難民申請中で2月、5月と3回申請を更新している。2名のみ在留カード所有者。言語はリーダーの他は、ほぼ話せない。
行政、他のヒアリングの結果、特別定額給付も生活保護も住基ネット登録が大前提なので住民票を取らなければ対応しようがない。在住6か月が過ぎれば入管に申請して6か月の就労資格、住民票取得の可能性があるが審査の結果 不採択となれば更に審査を請求するか帰国するかの判断となる。ちなみに3カ月以上が住民票取得最低条件。
内藤からは更新を繰り返して7カ月が経過する時点で本邦に居住し住民として公共サービスを受ける権利、税金、社会保険を負担する義務を負うべきで、データに乗らず宙に浮いている状況を許してしまっているのは法制度の欠陥であるとして是正を求めたい。

とりあえずは早急の支援として難民事業部に支援を要請し日額1,000円程度の生活費、4万円/月が限度の居住費補助、フードバンクによる支援。クラウドファンディングによる支援の輪を広げたい。

(今後の方向性)
コミュニティ運営者、リーダー共にコミュニティを維持しての関係継続を望んでいる。帰国やバラバラに移転することは望んでいない。難民申請の結果については不透明だが、少なくとも6か月滞在の許可が出るのを待ってコミュニティごと就労の安定している地域に移転することが適切であると考える。移転地域は東北復興地域、大洗、群馬県のいずれかで農業、水産・加工業、介護など需要の将来的に高い分野への移行を望みたい。
天岩戸の一つのプロジェクトとして彼らの定着までを伴走支援してゆきたい。

報告  内藤  秀夫
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2020年07月01日 23:40内藤 秀夫
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